機械の話

s-s-lsd-014これを見て何の部品かお分かりだろうか。最初に見たときには驚きとともに当時の機械の底力を垣間見た気がした。電子制御で何でもやっつけてしまう現代と違い、機械に頼るしかなかったこの時代のメカニズムは非常に興味深い上に設計者の魂を感じることが多い。ただスライドさせるためだけにあるこの部品だが、ただの筒とこの機械では全くスムーズさが違う。ある種ミリタリーチックな印象はこの時代のドイツ製品の特徴だろうか。

懐古主義でもなければ「機械の温かみ」なんておセンチなことを言うつもりはない。ローテクを信仰することもない。しかし機械でしか出せない味や深みがあるのは否定できない。

jazzギタリストPat Methenyはオーケストリオンという19世紀に発明された自動演奏器を現代の技術を駆使して蘇らせた。もちろん基本はアナログの打楽器や弦楽器であり、それを大仕掛けなカラクリで自動演奏させるのだ。彼はそのカラクリ部分に現代のソレノイド等を投入し、当時の技術では決して成しえなかった高速連打音や多楽器同時演奏等をそこから生み出した。

聴いてみると現代のコンピューターの打ち込み音楽とは比較にならない。実際にカラクリが弦を弾いたり鍵盤や太鼓を叩くので音の深み、圧倒的な存在感、迫力が段違いなのだ。決してコンピューターが作り出すことができないソウルを感じる。

当社でも当時の優れた機械や部品を現代の技術を用いてさらにブラッシュアップさせていく所存である。この画像の部品(sliding sleeve)も最新の表面処理等で元々の性能を上回り、摩耗摩擦を低減し耐久性すら上げるものに仕上げることも出来る。Patがやったように、最新のテクノロジーは古い優れた機械にこそ有効であり、そもそも持っていたポテンシャルを引き出してあげることができる。

何もかも利便性を追求した結果薄っぺらいモノばかりになってしまった今、こういう機械に接することができることを幸せに思う。

 s-lsd-020

 

 

 

s-s-lsd-019


2011年11月20日

コメント 0件 »

カテゴリー W111

タグ 


仲介販売車両 

p9180049

仲介販売車両 数台UPしております。

是非ご覧下さい。


2011年09月23日

コメント 0件 »

カテゴリー W113

タグ 


PONTON~縦目Sクラスオーナー様へ

オールドメルセデスの顔が若返ります

 

p7141138

 

こちらの画像ですが。誰が見ても分かる程インパクトのあるメルセデスベンツの象徴たるラジエターグリルです。

ボディや内装の綺麗なお車はたくさんあります。しかし、一番の象徴たるクルマの顔まで綺麗になっているお車は少ないです。

人間なら、手や顔は凄く気にしますよね?車も同じ事です。この顔であるフロントグリルの格子状の部分も手を入れてあげましょう。

 

☆ 施工前 p7121120

遠くから見ますとそんなものかな?と思っても、このように近くから見ますと 長年の汚れが目立ちます。近くで見ますと腐食で白くなっている箇所も見えます。

 ☆ 施工後p7151139

 

オールドメルセデスベンツのラジエターグリルの格子部分は、鋳物でできております。

あの威風堂々としているフロントマスクですが、生産から40年を経過したお車も多く、経年劣化により変色したり、曇りがでてきております。ボディは綺麗に塗装されていても、フロントグリルの格子部分はそのままのお車が多いのが実情です。

金属磨きで磨いても、格子の角部分が磨けなかったり、汚れが落ちなかったりと、思うように綺麗になりません。オーナー様は、気にはなっていても、新品は入手できるのか?また、天文学的数字になっては手が出ない・・・etc

この度、弊社では新品同様に蘇らせることができる画期的な施工を開発致しました。

メッキをかけたり、塗装をしたり、方法はいろいろとあると思います。弊社では、大きく分類分けをしますと磨きによって若返らせる方法を採用いたしました。

 p7141134

 

いかがでしょうか?経年劣化や、長年の汚れでくすんでいたフロントグリルが、ご覧のように光り輝いております。

貴殿のオールドメルセデスも、こちらの加工をしてみてはいかがでしょうか?

 

どんな加工をするのですか?

格子全体を特殊な機材を使用し、時間をかけて汚れを取って磨いていきます。非常に手間のかかる作業です。

 

研磨すると、直接金属の表面が空気に触れたり、汚れが付着してしまいます。こちらを防ぐために、特殊な方法を用いて、表面をコーティング致します。

コーティングを施工することによって、汚れが付着しても落ちやすくなりますし、直接空気に触れませんので、この綺麗な状態を永く維持することができます。

 

気になる耐久性は?

今回、コーティング剤を扱う業者様にお伺いしましたところ、使用条件により差がでてしまいますが、コーティングは半永久的に持つとの回答をいただきました。折角綺麗にしても、短期間で傷みが出てしまうことが無いように丁寧に作業を行います。

 

特殊加工の優位性

グリルを綺麗にするのに、メッキ、塗装などといった加工があります。これらのデメリットは、

○ メッキ:グリル枠同様の色合い、輝きになります。しかし、鋳物のメッキは難しく、メッキを行う下処理で、溶けてしまったり、メッキを行っても巣穴が出来てしまったりと、大変な作業です。また、格子の上にメッキをかけるので、角が無くなり、シャープさが失われてしまいます。蒸着メッキという方法もありますが、やはり格子のシャープさは失われてしまいます。

○ 塗装:好みのカラーで塗装を行う事が可能です。しかし、オリジナルの金属感を出せる塗料はありません。メッキの様な色合いになる塗装もありますが、塗膜が柔らかいので、キズが入ったりしてしまうと剥がれてしまいます。塗装ですので、メッキ同様に角のシャープさは失われてしまいます。

○ 特殊加工:素材のもつ本来の肌を生かした仕上げになります。表面のコーティングのみ施工しますので、他の加工より格子部分のシャープさは残ります。

 

作業はどのくらいの時間がかかりますか?

グリルやモールの取り外し、取り付けを行いまして、おおよそ2~3週間くらいのお時間がかかります。

 

気になる費用はどの位ですか?

格子部分の加工を行うのに、車体からラジエターグリルごと取り外し、グリル枠と格子部分を分離します。格子部分についている縦横のモールを取り外す必要があります。

縦・横共に新品モールがご用意できますので、縦・横のモール、モールを固定するクリップ、グリルとボンネット間のパッキンを含めて交換をするパックにてご案内させていただきます。

グリルリフレッシュパック: ¥100,000-

 グリルごと取り外してお持ち込みの場合は、上記価格より¥3,000-お値引きさせていただきます。

オプションにて、フロントグリル枠の再メッキや台座の再メッキも承ります。

フロントグリル枠再メッキ: ¥65,000-~

台座再メッキ:現物を見てお見積りさせていただきます。

 

※ グリル枠の腐食が深くて研磨作業で平滑な面が出せない場合は、数種類のメッキを数度かけて面を出す必要がございます。その場合は、別途費用がかかります。

 

≪ご注意≫

○ 本作業は、格子の表面の汚れを除去し、金属面を磨きコーティングをする作業です。格子部分についているキズは除去できません。また、変形の修正はできません。格子の表面の腐食が深い場合は、素地の状態にコーティングを行いますので、仕上がりは素地の状態に左右されます。

 

○ 施工に時間がかかりますので、車種によっては、コアチャージ方式にて対応させていただきます。コアの状態が変形や腐食がひどい場合はお受けできませんので、ご了承下さい。



ドクターカーボン

SNAP-ON社製の燃料系統・エンジン内部洗浄システム ”ドクターカーボン”

 

p70610911

 

長年お車をお乗りになりますと、どうしても燃料系統が汚れてきたり、エンジン内部が汚れてきたり、マフラーが黒く汚れてきたりします。この汚れは、エンジンの不調はもとより燃費の悪化や排気ガス中の有害ガスの増加、アイドリング不調、エンジンの異音などを引き起こしてしまいます。

こちらのシステムを使って、燃料ラインに専用洗浄剤を循環させることによって、燃料系統、吸排気系の汚れを除去しエンジンの性能を復活することができます。

 

このような症状のお車に効果があります。

① エンジンの始動性が悪くなってきた。

② アイドリングが不安定になってきた。

③ 以前と比べてパワーが落ちている感じがする。

④ マフラーから黒煙が出るようになった。

⑤ 加速時にノッキングが起こる。

⑥ エンジンの異音が気になる。

 

以上の症状は、燃料系統にワニスと呼ばれるガム状の不純物が付着してしまい、配管内部が細くなってしまう為に、エンジンが求めている燃料の量を正確に供給できなくなったり、エンジン内部にカーボンやスラッジといった汚れが溜まってきて、燃焼効率が悪くなったりと上記の様な不調が発生してしまいます。ガソリンを3~4カ月程そのままにしておきますと酸化して変質してしまいます。この汚れが燃料配管を詰まらせたり、インジェクターから正常に燃料を噴射するのを妨げます。正常な燃料噴射も出来なかったり、酸化した燃料を燃やすのですから、適正な燃焼はできずに、エンジン内部や排気系統にスラッジがたまってしまいます。普段あまりお乗りにならないお車では、このような症状が起きやすいです。

TVCMにありましたが、”体の中からキレイになろう!”と同じです。クルマも”エンジンの中からキレイになろう!です。

 

どのような作業をするの?

 

p7061093

これまでは、このような症状を治す為に燃料配管の洗浄や、インジェクターの交換をはじめ、カーボンやスラッジを除去するのに、ヘッドを取り外して清掃したりと大がかりな分解整備が必要で、かなりの時間や手間がかかっておりました。無論それに伴い作業工賃も高額になり、お車を乗り換えようか?と悩んだオーナー様もいらっしゃったと思います。

この”ドクターカーボン”は、そのような手間を大幅に無くし、作業時間の短縮や工賃も安く抑えた画期的なシステムです。

作業手順は、お車の燃料配管に”ドクターカーボン”のシステムを接続します。その後エンジンをかけて、洗浄剤を循環させます。

また、エンジン内部の汚れを落としますので、エンジンオイルはその汚れを含んでエンジンオイルとエレメントの交換をお勧めいたします。

 

市販の洗浄剤と何が違うの?

 

p70610951市販の洗浄剤との違いは、洗浄剤とガソリンとの混合率です。市販の洗浄剤は、およそ0.5%程の混合率ですが、”ドクターカーボン”25%の混合率です。また、市販品は、燃料タンクに投入しますので、タンク内に何リットル残っているか分かりませんし、給油をおこなったりと混合率もまばらになってしまいますので、効果を発揮する適正な混合率になりません。それに対して、”ドクターカーボン”は、作業時に正確に混合して作業を行いますので、ベストな混合状態で洗浄が可能です。また、”ドクターカーボン”の洗浄剤は不燃性ですのでエンジン内に噴射されても燃えません。燃料系統から吸気側はもちろん、燃焼室、また、マフラーなどの排気系に付着した汚れも洗浄します。洗浄剤は、粘度が高い為、燃料の通路に貼りつきます。時間をかけて洗浄する作用もありますので、浸透して汚れを落とす効果があります。

 

 特にどんなクルマに効果があるの?

オールドメルセデスはもちろん、現行車でも、走行距離の長いお車や、一回の移動時間が短いお車など様々なお車に効果があります。特に、弊社のお客様の大半のお車は効果が見込めます。

現行のお車の燃料供給は、燃料ポンプから送られる燃料を電気的信号にて制御するECU(エンジンコントロールユニット)からの指令を受けたインジェクターが開弁する方式ですが、W113等に搭載されているメカポン式や、W123や116世代に搭載されたK-ジェトロニックは、各インジェクターが供給する量をメカニカルポンプや、フローディストリビューターが決定しています。これらは共に純粋な機械である為燃料内の不純物や、変質した燃料により動きが悪くなっていることがあります。この燃調を司る部分にも”ドクターカーボン”は作用します。いくらエンジンをOHしても、この部分が手付かずであれば完全なOHとは言えません。 

 p7091106

メカポン式

代表車種として、W113系では 230SL、250SL、280SL、 W108、W109系では、SE、SELが挙げられます。

 

p7091107

 

K-ジェトロニック式

代表車種として、R107系では380SL、450SL,SLC、450SLC5.0、500SL、560SL。W116系では、450SE/SEL、6.9等。

W123系は280E/TE、W126系やW124系ではKEジェトロニックの560SE/SEL、420SEL、SEL500SE/SEL、300SE、300E/,260E等が挙げられます。

 

 

どのくらい時間がかかるの?

”ドクターカーボン”の作業時間は、およそ1時間位です。オイル交換も含めて1時間半程のお時間がかかります。

ご都合の良い時にご来店いただき、ご相談や、リビルドカー等をご覧いただいている間に作業は終了します。

 本作業は、完全予約制とさせていただきます。

 

どのくらいの費用がかかるの?

エンジンの分解整備となりますと、かなりの費用がかかりますが、”ドクターカーボン”は、その数十分の一の価格で大きな効果を発揮致します。

 

基本料金

○ 4気筒エンジン ¥18,000-

○ 6気筒エンジン ¥20,000-

○ 8気筒エンジン ¥25,000-

オイル交換

○ 4気筒~6気筒エンジン ¥8,800-~

○ 8気筒エンジン      ¥10,800-~

オイルエレメント交換

○ ¥1,600-~

 (上記TAX込)

オイル交換・エレメント交換を同時に実施される場合、オイル交換を上記通常料金より5%サービスさせていただきます。

 

作業後はどんな感じになりますか?

作業後は、エンジンの回転がスムーズになったと体感できると思います。エンジン音が静かになったお車もあります。燃焼効率が作業前と比べて良くなりますので、燃費の向上にもつながります。坂道の多い弊社の周りを1周していただければ、調子が良くなったのを実感できると思います。

粘度の高い洗浄剤を使用しておりますので、作業後少しの間は燃料系統~排気系統まで洗浄剤が残っております。また、洗浄剤で落ちた汚れも排気系統に残っております。お帰りの際は、できましたら高速道路の走行等で高回転までエンジンを回していただき、汚れを排出していただければ、より早く効果を体感できます。くれぐれも法定速度を厳守忘れずにお願い致します。

 

≪ご注意≫

○ 本作業は、燃料系統や燃焼室内、排気系統の汚れを除去し、本来の状態に戻す作業です。エンジンその他の部品が消耗・破損していて、不調になって いる状態のお車を改善するものではありません。このような場合は、別途整備が必要になります。

○ 不調の状態でセッティングをされていたお車では、本作業後に不調になる場合がございます。その場合は、別途セッティングが必要になる場合があります。

○ 本作業は、完全予約制とさせていただきます。飛び込みでご来店いただいても対応出来ない場合がございますのでご了承下さい。 



W114 280C

s-630-0012約2年前に製作販売したリビルドカー280C.個性的なカレドニアグリーンは純正色。当時ブログにも再三書きましたので覚えている方も多いのでは。個人的にも好きなカラー、オーナー様には大事に乗っていただいて、非常に綺麗な状態です。ディーラー車に設定が無かったキャブレター仕様のW114クーペ。エンジンはスムーズで乗りやすく、リビルドカーなのでサスペンションはしっかりしています。車検でお預かりしている車で売り物ではございません。・・・念のため。

 

 

 

 

s-630-0022内装はウィートというカラーのMBTEXビニールレザー。現在このカラーは入手ができなかったはずです。外装とのカラーリングも意識して造りました。こんなにお洒落なカラーリングで車を造れたらほんとに楽しめます。次回は水色のボディーカラーにパーチメントの内装のW114をオーダーいただいています。並べて写真撮りたいものです。


2011年07月05日

コメント 0件 »

カテゴリー W114

タグ 


 Page 1 of 193  1  2  3  4  5 » ...  Last » 

このページの先頭へ