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W123納車整備

古い車をいじくりまわしているといろんな事が起きます。それが楽しいときもありましたが、最近はネガティブに考えるようになったのは反省です。前にディーゼルベンツは止まらないと書きました。80年代のディーゼルベンツはバキューム(負圧)でいろんな制御をしております。集中ロック エンジンのOFF 空調 ミッション制御等。納車整備もガソリンと違ってその辺りの整備も重要視しております。今回もバキュームポンプ交換 バキュームホース、集中ロックの修理 ロックバキュームの交換等をしてました。納車整備も終わりが近づきエンジンスタート。快調です。エンジンもきちっと止まりひと安心。しかし再始動試みるもエンジン不動。結局エンジンを止めるカギ側のバルブの不良が判明。再始動時もインジェクションポンプの燃料カットバルブに負圧がかかったままでした。目に見えないもので知っていないと路頭に迷うところです。

W123ディーゼルで加速に不満の方も多いでしょう。もともと走る車でもないですが。いろいろ原因はありますがアクセルをベタ踏みしたときにインジェクションが全開になってない車両も多いです。280TEにも見られます。ディーゼルの場合写真のピボットブッシュがへたったりボロボロになったりして全開にならず、加速が悪くなります。(実際にはアクセル半開)インジェクションポンプで加速不良のモノもあります。ポンプもオイル交換できるのでしてあげてください。