W113の点火系は今は無きポイント式(70年からはセミトラ)が採用されております。ポイントのメンテナンスといえばギャップの調整となります。整備書には0.3mmとなっているのですが調整も難しく、実際0.3mmでは少し広くなってしまいます。当社ではドエル角での調整を行うようにしております。標準値は40度プラスマイナス1度(セミトラは30から36度)になってます。ドエル角とはポイントが閉じている間のデストリビューターシャフトの回転角のことです。ドエル角の調整をしますと点火時期もずれますので調整します。W113はマニュアルではBTDC8度になっており、10度前後であれば問題なしです、。取り説にはハイオクを入れない場合は点火時期を遅らせろ記述されてます。実際レギュラー入れるとすごい「カリカリ」音になります。参考にしてください。
遠方の方も多いのでメンテフリーのほうが良いかなと考え当社では中古車はポイントレスキットつけております。バッテリー点火も歴史が長く信頼性も高いです。ランニングコストも安上がりなのでメンテに自信がある方にはお勧めです。