1971年の280Sのリヤクーラーをフロントクーラーに移設しております。60年代のディーラー車はリヤクーラーの車が多く見られます。後ろからの風で急冷は無理ですが走り出すと心地よい涼しさが得られます。後ろに人を乗せる(運転手つき車)前提で造られたのでしょう。ホースの取り廻しが長いことや、ディーラー専用のオプションだったことから部品もみつかりにくく修理が困難なことも。
とりあえずはトランク内のユニットを取り出しました。こんな大きなものが付いており、トランクの半分を支配しておりました。ダッシュ下に噴出し口(W109の純正品)を塗装して取り付けエバポレーター ブロアーモーターを取り付け、配線をしてクーラーガスを入れて完成!文章で書くと1分ですが、作業はかなり難航すると思われます。