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W123ドアロックバキューム

W123のドアロックバキュームのダイヤフラムです。助手席と後ろの左右のドアについております。トランクや燃料コックのふたのところには違う形状の物がついています。左は81年からのモノでオレンジ(元は黒色)の部分が破れやすくほとんどの車両が一度は交換されているか、交換時期がきております。81年までの右側のタイプはあまり破れているのは無いです。破れるともちろん集中ロックは効かなくなり、ディーゼルなどはエンジンが止まらなくなったり、ミッションのフィーリングも悪くなります。原因もわかりやすく、すぐに修理が可能です。

 バキュームがジワジワ漏れるのは運転席側についている54番のマスターバルブが原因のことが多いです。すぐに集中ロックが効かなくなるのは上記のダイヤフラムの破れやホースの劣化などですが、数時間とか1日はモツのはこのバルブから少しずつバキュームが漏れていることが多いです。このバルブは左右に動かせるので、調整で直ることがほとんどです。ほんの少しの位置の調整で直るのですが、バキュームテスターが無いと勘を頼るしかないですね。