W113などに採用されているメカニカルインジェクションはとても良くできております。冷間時のアイドルアップ機構も装備されております。説明が難しくなりますが。上図の1番のケースには冷却水が流れており2番がサーモスタットで水温があがると下の細いところが伸びてきます。伸びてくればガソリンの濃度が薄くなり通常の走行状態になります。冷間時には15番のエアクリーナーからマニホールドに2次エアーを送ってアイドルアップさせます。サーモスタットが伸びてくると7番のバルブが閉じて2次エアーも遮断されます。調整は6番のシムでガソリンの濃度を調整して10番のシムで暖気時間の調整をします。カナダや北欧仕様ではシムが多くて暖気時間を長く設定されていたらしいです。通常は調整の必要はないです。
その他大気圧の変化にも補正するようにできています。
面白くないブログに付き合っていただきありがとうございました。理解できました?(自信なし)