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w115 200の修理

 1969年W115 200 1980ccの4気筒車でシングルのCDキャブ搭載 4発らしい軽快な走りでW114の6気筒車より運転はしやすいですね。メルセデスらしい重厚感はないものの気軽に乗れて、オールドメルセデスの入門にはもってこいだと思います。

 今回はコラムレバーがパーキングからバックに入りにくいということで修理にきました。原因はシフトチューブのガイドピボット図38のブッシュ39の欠落によるものでした。

 39のブッシュは分解図には1個しか示されていませんが前面1個 裏側1個の計2個がついており裏側はぼろぼろになり消えてしまい存在すら気付かない場合もあります。欠落すると今回のようにコラムシフトレバーの動きが悪くなったり、前側が欠落するとハンドルを回したときにホーンが鳴ったりします。交換はコラムのフロントカバーが固着していなければ30分もあればできるのですが固着してますと苦労する場合もあります。2月のハネベンのブログにも一度紹介しています。