Blog

最新のお知らせ

W123 300TD納車整備


SKMBT123.jpg


W123ワゴンのリヤサスペンションはハイドリック レベルコントロールが採用されています。簡単に言うと重たい荷物をラゲッジスペースに載せたとき、後ろの車高が下がらないようにするサスペンションシステムです。荷重がかかるとリヤのトーションバーにつながるバルブが動きエンジンでまわされるポンプからの油圧が切り替わり車高をたもつようになっています。油圧は最大180Km/cmにもなりオイルも専用のオイルを使います。


6.28.jpg


整備には写真のプレッシャーアキュームレーター、トーションバーリンク、レベリングバルブのコネクター2個の交換をします。アキュームレーターはよく壊れる部品でイカれると後ろから突き上げるようなショックを感じます。はっきりした交換時期は指定されてませんが、100000Kmを目安に交換でしょうか。壊れても運転に支障がでるほどでもないので壊れてからの交換でもいいような気もします。修理代はアキュームレーターの交換だけですと部品代、工賃あわせて¥70000ほど掛かります。作業は90分ほどですが、上記のパーツの同時交換を勧めます。