230SLのステアリングカップリングの修理をしました。カップリング ステアリングギヤボックスとコラムシャフトをつなぐ部品でガタがでてきます。230SLでは両側スプラインのパーツでアッセンブリーは非常に高価なパーツ¥32550)です。280SLからW114 W107までは片側だけスプラインで(反対側は棒状のカット)パーツも¥16800と安め(それでも高い)です。W123になるとラバーのダンパーがついておりますのでガタがでている車輌は少なくなります。
初期のカップリングはブッシュ(写真¥840)のみのパーツの供給があります。もちろん本体に支障がある場合はアッセン交換になりますが。今回はブッシュのみの交換をしてガタもなくなりハンドリングもよくなりました。交換はギヤボックスの脱着が必要となり体力が必要です。(かなり重い)特殊工具ピットアームプーラーも必要で市販のピットマンアームプーラーでは堅くて外れないので(純正かハスコーのプロ用)難易度は高いです。
グリップの良いタイヤや幅広タイヤなどを履きますとガタはでやすくなります。