W123の並行車でドアガラスの開閉時、「ガラガラン」と安っぽい音がするのがあります。当時後付のパワーウィンドーがあったのかレギュレーターが純正でないものがあります。
純正は写真右のようなダイキャスト製でギヤ式のレギュレーターです。後付は写真左のようなワイヤー式で付け根の溶接部が折れやすく「ガラン」音の原因となります。溶接部が折れても実用上問題もなく動かなくなるケースはあまり見られません。純正のほうはギヤの磨耗等でウィンドの開閉ができなることがあります。部品のコストは純正のほうがだいぶ掛かってそうですが。
後付パワーウィンドーは配線の処理があまくショートする車もけっこうあります。パワーウィンドがショートするとショートしている箇所を発見するのには難しく修理に時間を取られる場合があります。こういうことの積み重ねが並行車のイメージダウンにつながったのではないかと考えられます。W123は機関部品の違いはほとんどなくエアコンやパワーウィンドーなどの装備関係に違いはみられます。
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