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230SL②

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230SLですが、ステアリング廻りのパーツを交換して、試乗しました。アライメントがでてないようでまだフラつきは感じます。試乗を終えて帰ってくるとリヤブレーキのオイルが漏れてきました。ホイールシリンダーの交換が必要のようです。


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67年頃までのオールドメルセデスはリザーバータンクが写真のようなシングルタイプでオイルが抜け切るとブレーキは効かなくなります。68年以降はタンデムタイプに替わっており、フロント系統とリヤ系統に別れ、オイルが空っぽになるのは防いでくれます。68年以降の280SLはブレーキの警告灯がありません。ドアを開けた状態でキーをオフにしてもエンジンが止まらない場合はブレーキオイルの減少(警告)が原因です。オイルを足せば解消しますが、またすぐにオイルが減るようであれば、ブレーキの点検が必要です。オールドメルセデスの場合、キャリパーシールの不良がほとんどですが、ブレーキの不良は事故につながります、修理の場合は壊れているところだけでなく、ホースやマスターシリンダーも含めた、すべての交換修理を勧めます。


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230SLもショックアブソーバーの交換を予定しておりましたが、ブレーキの整備をしてからということに。検査受けおよび路上復帰の道のりは長いです。