300TDターボのサスペンションの整備をやっております。ドライブシャフトのガタが大きく、リビルドパーツで対応しました。国産のFF車などのドライブシャフトはリビルドが当たり前のように流通しておりますが、メルセデスではW123のワゴンとW201の190Eにガタが見られます。特にワゴンには多い症状で、低速後退時にゴットンゴットンという音はドライブシャフトです。ガタがでていても普通に走りますし、40Km/h以上になると、音に気づき難いので修理されている車はほとんど見かけません。
リンクロッドやアキュームレーターも交換し、明日にはフロント廻りを行いアライメントを調整します。オーナーは雪山に良く行くらしく、シーズン前にシャキッとさせてからとういうことみたいです。サスペンションのヘタリもかなりきてましたが、スタッドレスを履くので良い選択だったと思います。スタッドレスはブレーキを踏む回数も増えて、サスペンションに負担をかけます。特に雨の日のブレーキの効きは悪いので注意が必要です。