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排ガス規制装置につきまして

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US仕様のオールドメルセデスは68年から排ガス規制(エミッションコントロール)の装置がついております。年式によって形状も異なりますが、写真の70年W113です。簡単に説明しますと、水温が17度以上で時速40Km以上でオートマチック車は3速か4速、アクセルペダルを離した状態で燃料と点火がカットされます。各箇所にセンサーやスィッチがついており写真のリレーボックスで制御されています。壊れるとやっかいなので、外してしまっても問題ないので撤去することも多いのですが。現在の環境問題を考えるとつけているべきでしょうか。アメリカでは排ガス規制が厳しく、O2センサーが壊れていると違反の対象となるらしいです。警官が簡易のエンジン診断機を持っていてO2センサーの不良を取り締まっていると聞いた事があります。診断機は走行距離も換算でき故障してからの走行距離で罰金が増えるという厳しいもの。


当社の修理車輌は排ガスがもともと臭いうえに、調子を崩して入庫してくるので工場が真っ黒になることも。「環境のことも考えて仕事を」と考えエアコンのガス回収機、冷却水やエンジンオイルの引き取りはもちろん産業廃棄物、リビルドパーツのコア回収などできる範囲のことはやっております。ご理解を:idea: