W113 280SLのクーラーコンデンサーを燃料タンクの横に移設しました。理由は3つ。
1.ラジエーター廻りが混雑して電動ファンを追加するとボンネットがキッチリと開かなくなる。
2.ラジエーターの冷却効果を上げるため。
3.大型補助ファンを取り付けるため。
ラジエーターの前にも大型電動ファンを追加。但し、水温100度で回るように設定。真夏の渋滞以外は作動しないと思います。
コンデンサーにはファンが必需。クーラーと連動で作動します。
改造後、エアコンを作動させてみました。クーラーの効きも抜群。水温も安定します。真夏になってみないと結果は得られませんが、冷却能力は向上したのではないかと思います。
エンジンの冷却はただ冷やせば良いというものでも無く、早く暖まり安定することが大事です。むやみに電動ファンを回りっぱなしにしたり、サーモスタットに穴を開けるとオーバークールにもなります。オーバークールはヒートよりも深刻なダメージがあるとも言われますので冷却系の改造は慎重に行わなければなりません。今回の改造も冷却の効率を上げるというより、エンジンルームの配置を見直したということです。エンジンがオーバーヒートしてしまうのはトラブルがあるのでそれを修理してからこの手の改造は行うべきでしょう。