巷で出回っている「123ignition http://123.neortic.org/」をテストしてみました。
取り付けは簡単。ノーマルのデストリビューターを取り外してつけるだけ。配線も2本だけなので、サンデーメカニックでもできます。当社の280SEクーペに取り付けてみました。
本体の裏にヘキサゴンのネジがあり外すと番号やアルファベットが出てきます。説明書にデスビの番号に適合する進角曲線記号が書いてあり、280SEの場合は0231116051ですので8番に合わす事になります。テストですので出荷時のままで一度取り付けてエンジンをかけてみました。最初はぐずっていましたが、アイドリングが安定し始めました。少し乗るとすごく安定感のあるエンジン音にかわり、静粛性もアップしたようです。ヘキサゴンネジを外し、8番にセットしなおしました。試運転すると点火時期の狂ったカリカリ音がしました。暫く置いて次に乗るとその音はなくなっていました。補正したのでしょうか、驚きです。詳しい仕組みはわかりませんが、各気筒の圧縮などによる点火状態の違いを読み取り、瞬時に補正するらしい。その他にもいろんな機能がついているようですが、メカニックが唸るようなシステムばかり。価格もデスビ本体ごとで¥69300!これは安いと思います。あとは耐久性の問題は残りますが。それは時間が必要です。キャップやローターの消耗品もBoschの物が使えるみたいです。
123ignition シルバースターでも購入可能です。
現在は直4と直6エンジンのみですが、V8用も製作依頼する予定です。