オールドメルセデスには似合いませんが、デジタル水温計をつけてみました。理由は2つ。ノーマルの水温計が明らかにおかしい。電動ファンの回転温度の設定ができる。
この280SLは先月に冷却対策でコンデンサをリヤに移設、ラジエーターファンも追加してみました。オーナーはやはり「温度が上がる」ということで再入庫しました。
このSLの温度計は真ん中から上に行くと急に針の動きが早くなっています。最後は見えないところまで針が入ってしまいました。デジタル表示を見ると93度。どちらを信用するかはおいといて、純正の水温計の故障と判断しました。センサーは写真ではわかりにくいですが、6番シリンダーに使われていないセンサーがありましたので、それを外し加工して1/8のテーパータップを切って付属のセンサーをつけました。
デジタルメーターはオーナーが教えてくれたPIVOT社http://shop.pivotjp.com/index.htmlのスーパーテンプコントローラーを使ってみました。電動ファンの設定温度が80度から100度まで設定できます。取り付けもETCに毛がはえたようなもので簡単。似合うか似合わないか別として優れものだと思います。
当社のコンデンサ移設計画のデーターも取れました。個体差はありますが、水温はかなり安定しております。先日も東京まで550Km走り、首都高の渋滞を抜けましたが水温計は80度のところからほとんど動きませんでした。
これからもいろんな物をテストしたいと思っております。リクエストがあれば書きこんでください。