60年代までは2点止めだったサブフレームはW114から4点の固定となりマウントも4個付くようになりました。2点止めではサブフレームを移動させてキャスターを調整する仕組みであったため調整も手間でした。4点式(W116 W107など)になりますとロアアームやアッパーアームの移動だけでキャスター キャンバー調整ができるようになり整備性も良くなりました。リヤサスペンションもウィッシュボーンが採用され安定感があります。
写真のようにほとんどのオールドメルセデスのサブフレームマウントは要交換で、ここまでイクとアイドル時の不快感は頂点です。見た目は重整備に感じるのですがそれなりの設備があればわりと容易に交換できます。良く手抜き修理でゴムボンドなど様な物で補修されている車があります。イザ交換となるとボンドを除去するのに一番時間がかかるという悲しい結果に:cry:数年前までは当社もアフターマーケットパーツで対応しておりましたが、最近パーツの品質がメーカーによっては粗悪(材質不良)になり純正を使っております。材料が柔らかいため規定のトルクでボルトが締めれず、割れてしまう物もあります。
マウントキット(写真)はボルト類などのショートパーツもはいっております。マウントだけでの単品の供給も可能です。