W114 280の整備と平行してW123 280TEのブレーキの整備もやっております。W114とW123はブレーキキャリパーがATE (アテ)とベンディックスがあり、整備をする場合キャリパーシールに種類がでます。280TEはベンディックスがフロントについており、スタッフも「社長ベンディックスですよ!」と前もって言ってくれます。昔は従業員は知らなかったので作業途中まで気づかず、段取りの悪いこともしばしばありました。
ベンディックス製キャリパー ちなみにワゴンではリヤのキャリパーATEのみになります。
キャリパーのオーバーホールとともにマスターシリンダーの交換もしました。
W114のほうはアクセル廻りのブッシュの交換を行いました。よくブログにも書くのですが、このあたりは整備してあげるとアクセルワークが抜群になります。地味な作業ですが難易度も高く細かいクリップやブッシュを紛失しやすいので注意が必要です。私が不器用なので難しく思っているのは私だけかもしれませんが。アクセル廻りはとかくオイルスプレーまみれになっていることも多く、気持ちはわかるのですが油まみれにしてもアクセルの動きが良くなるどころか埃がついてかえって悪くなりますし、ブッシュがボロボロになって消滅している車も良く見ます。
バラしてブッシュを綺麗に洗って、駆動部に少しグリスを塗るぐらいとどめておきましょう。
入社スタッフがここまでするのかと言ってくれますが、自己満足的な部分もあり、社長のマスターベーションにつきあわされている従業員がかわいそう?