全塗装されて帰ってきた280CE

想い起こせば17年前、23歳の私は古いアルファロメオに憧れジュリアスーパーを買う覚悟でショップに見に行きました。当時古いアルファは高価で250万円ぐらいだったように記憶しております。運転席に座らせてもらったのですが、あまりに簡素で貧弱なので（アルファ党には怒られますが）幻滅して帰りました。値段の高さもありアルファはあきらめ第二候補の縦目のコンパクトを探す事に。

　ガラスも外していたので天井も張り替えました。

1週間に一度燃料を入れていたので経済的事情から(単にビンボー）ディーゼルを探しました。当時はディーゼルも多く玉もそこそこありました。今のW124の感覚でしょうか。しかしながら本当に欲しかったのは280CEで何台か見つけては見に行きました。W114や115は安く100万までいくらでもありました。（個人売買）クーペも150万円も出せば買えましたので値段的にはどちらでも買えていたのですが、M617の5気筒エンジンが妙に気になりディーゼルに決めることに。バイクを買うときからエンジンで決める変人だった私ですが280CEのボディーの美しさも捨て難く悩んだ事を思い出します。

　内外装グリーンで統一、純正のグリーンで塗りました。

そんなこんなで平成3年の秋にブルーのW115　300D（1976年）を買ってしまい現在の泥沼人生が始まりました。　　　　つづく