先日から預かっております、W112 300SEは123IGNITIONのおかげでエンジンも好調ですのでサスペンションの整備に入りました。ブレーキは今回やらないのですがリヤのブレーキキャリパーはダンロップ製(珍)が装着されています。フロントはATEに交換されていました。ダンロップ製はシールキットの入手が難しかったような記憶があります。
作業内容はベローズフロント リヤ エンジン サブフレームマウント デフマウント アライメント調整でしたが、オーナーの指摘で写真のスラストアームブッシュとマウントの交換もすることに。このアタリのパーツ交換をリクエストするのはなかなかのツワモノです。前回他社でショックアブソーバー スタビブッシュなどを交換していますので、これだけやればかなり良くなるのでは。今から試乗が楽しみです。
並行して130エンジンのオーバーホールもやっています。オーバーホールは測定や特殊工具を使った組立がメインですが、時間のほとんどが部品の洗浄です。とくに長期間動かしていないエンジンはスラッジがこびりついて時間が掛かります。エンジン洗浄専用の洗剤などに半日つけたりします。おそろしくきれいになるので換気扇洗いに四苦八苦する主婦に勧めたくなりますね。