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W111 SEクーペ リヤハブベアリング

6.28 002.jpg 先月サスペンションを一式整備して納車した3.5クーペ W111が「タイヤがロックして動けない」ということで急きょ引き取りに行きました。点検したところ右後ろのハブベアリングの破損が原因でした。過去に修理された形跡がありましたが、ベアリングが左側のものがついていました。


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よくブログにも掲載しているのですが、ウィッシュボーンになる前のオールドメルセデスはドライブシャフトケースが右側だけ上下に動くようになっておりベアリングも写真右のようなスリーブがずれる特殊なベアリングを使用しています。左側は普通のベアリングで価格は約4倍します。左側の物に交換されていたため破損したと思われます。間違い修理となりますが、アメリカのパーツカタログなどを見ていると左右共通としてあるのもあり、修理者の責任だけではないような気もします。しばらく走れてしまうのも勘違い原因です。