300TD改280TEですが、エアコンのコンプレッサーはデンソー製を使います。写真左はW126のM110のエアコンのブラケットです。W126の最終型の280SEにはデンソーのコンプが純正で採用されており、このブラケットを使えばボルトオンでデンソーのコンプレッサーが使えます。ホースのコネクターが必要ですが今回は写真右の国産車のねじ込みタイプを入手できましたので使用します。コンプレッサーはリビルド品で対応することに。どちらにしてもホース類は加工して造る事になりますが時間の短縮にはなります。
こちらはW114 250のリビルドカーに採用した外品のコンプです。ブラケットとセットになっており、こちらも溶接 ホースの製作加工が必要ですが、一から考えずにできます。
このような加工をしている車輌をたまに見かけます。中にはすばらしい仕事で改造してロータリーコンプをつけている車もありますが、時間と加工技術のレベルが求められるので仕事としては難しいですし業者を捜すのに苦労するでしょう。工賃も高くつくのでは。車の修理の行き着くところは金属加工になり、何でも造ってしまうのはすばらしい職人技ですがこのようにノウハウを利用してするのも楽しく、仕事としてはむいています。当社も思考錯誤でやってきましたが、この改造に関しては良い感触です。
専門店ならではリクエストになるべく答えられるよう日々勉強がつづきます。