W128 220SEクーペのクォーターのモールが入荷してきました。ご覧のようにクロームメッキする前の真鍮メッキ状態。クラシックメルセデスになりますと部品供給も写真のようにメッキ加工する前の物があります。理由は色々ありそうですが、そんなに売れる部品ではないのでメッキパーツを保管するのが難しいからかもしれません。数年前まではメッキもしてくれてましたがなんとパーツの値段が倍以上になりました。ある自動車デザイナーが「ベンツやロールスの外装メッキは超高級品、青光りしているのは6価クロムが入っているから」と言っておりました。現在ではできないメッキらしく、パーツの注文も”メッキあり”のほうは出来なくなりました。本国ではその高級メッキをして部品を売っていたということでしょう。どちらにしても車の外装メッキパーツは上から3番目ぐらいの強いメッキがしてあるらしく、軽四のメッキ外装パーツも意外と高価らしい。
この部品も左右セット¥150,000!プレミヤ価格ということもありますが、材料や造りからしても高そうです。ということで50年代 60年代のオールドメルセデスの外装パーツは半分以上が見積もりだけで終わっていきます。:cry: