6.9のエンジンが分解できたので6.3と比較してみました。シリンダーヘッドは燃焼室の形状、バルブ ポートの直径 全てが違いました。もちろんKジェトロとメカにカルポンプの燃料噴射の違いもありますが、新設計されています。写真左が6.9 右は6.3です。
こちらはコンロッド。左は平べったい形状で6.3 右は細太くなった6.9 ピストンピンとクランクのジャーナルの径は同じでした。重量差もほとんどないのでは。
写真左6.9の107mmピストン 3本リングです。 写真右は6.3の104mmピストン 4本リングです。
ピストンピン径 ハイトは同じでしたので使用可能と見ています。重量も6.9のほうがスカート部が短く、薄いので軽量ではないかと思われます。これで6800ccにする材料が揃いました。ヘッドガスケットの製作に課題を残していますが・・・。
型式がM100と同じでしたので、ここまで中身が違うとは思いませんでした。完全な新設計で型式が同じなのが不思議なくらいです。シリンダーやオイルパン(6.9はドライサンプ)も全く別モンでした。6.3以降6.9が発売されるまで9年近くかかっていたのには理由があったのが発見できました。
圧縮は面研でカバーすることに、あとはハイカムが入手できれば・・・・・。期待が膨らみます。