シルバースター開業当時、人気絶頂でしたW123 300TDT Nox規制以後は280TEに人気が移ってしまいました。人気の理由は燃費も良さやディーゼルエンジンの丈夫さなどがありました。たしかに丈夫なこのエンジンは故障の少なさからメンテを怠り、本調子でない車を見かけます。
いじりたくてもいじるところが少ないのがディーゼルエンジンですが、写真の噴射ノズルは消耗パーツでしょうか。ディーゼルのノズルは高圧縮にさらされ写真左のようにノズルボディーが磨耗している物があります。目視は出来ないですがバルブも磨耗して噴射状態の悪化や開度の圧力が下がってきて黒煙やパワーダウンの原因となている車両も多いはず。当時はノズルを分解してボディーを交換後、噴射開圧の調整をシムを入れ替えて行っておりましたが時間が相当かかるので、今はBoschのリビルドパーツを組み込んでいます。リビルドカーも交換後、黒煙が減少し走りが良くなりました。
ディーゼルターボが本調子になれば本当に乗り易く良い車だと思います。残念ながら神戸では登録できません:cry: