ブレーキパーツ
多くの外品メーカーが存在するブレーキパーツ。
ブレーキパッドは本当に多くのメーカーで造られています。メルセデスも一部他メーカーと共通部品もあるようです。純正品はやわらかい素材で「鳴き」はほとんど出ません。価格もそれほどかわりませんが(チョイ高)、やわらかい分消耗が早く、結果割高になります。削りながら止まるので良く効き、放熱も良くペーパーロックし難い。外品はいろいろありますが、硬い物が多く、ほとんどが鳴きます。硬い分、モチも良く経済的です。体感できるほどではないですが効きは純正に比べれば悪く、耐ペーパーロック性も落ちると思います。鳴きは止まる場合もありますので、気にならない人は外品で対応してもいいのでは・・・。メーカーによっては近所迷惑なぐらい鳴くものもあります。カドを落としたり、鳴き止めグリースが全く通用しませんので念のため。
セラミック製なども発売されているようで後日テストしてみたいと思います。
マスタシリンダーは純正品もしくはATEのOEM品になります。同等品なのでOEMでも全く問題なく価格もリーズナブルです。リペアキットは純正品しかありません。W113用などの需要の多いマスターシリンダーはリペアキットとOEMアッセンブリーと値段差がないのでASSY交換を薦めています。メカニックは良く解っていますが、リペアキットで交換しても上手くいかないことも多いので。50年代や戦前のクラシックメルセデスはASSYが高価ですので、リペアキットで勝負するのも良いのでは。
ブレーキホースは10年以上自分の車で外品を使っていますが問題ありません。ひび割れ等もしていませんのでお勧めです。値段も1/2から1/3 各サイズで注文もできます。
ブレーキローターも種類が豊富です。やはり純正が効き 放熱 鳴きが出ないなど品質は高いですが減りも早く、物によっては外品の3倍の値段がします。精度は出ていますので外品を使うのも経済性を考えるならアリかもしれません。AMG6.8ではスリッドとホールの開いたチューニング品を試してみようと思っています。後日報告します。
見落としがちですが、リザーバータンクもブレーキメーカーによると消耗品扱いになるようです。エンジンルームが綺麗に見えるということもありますが、オールドメルセデスにはマスターシリンダーと同時交換を薦めます。