持ち帰ったレーシングカー260SL エンジンは絶好調 5速ミッションも気持ちよくシフトでき言うこと無いのですが、サスペンションはアライメントを含めてセットアップをやり直しました。スプリングは切断しすぎましたので、リヤと同じくW126用を加工して製作しました。アライメントはキャスター トーは基準値に調整しましたがキャンバーはスプリングを変更した加減で基準値よりも少しネガティブなってしまったのですが、コーナーリングを考えると良い数値になっています。
試乗したところサスペンションは見違えるほど良くなっていました。コーナリングの限界はノーマルのW113とは比べ物になりません。スィングアクスルを全く感じさせないリヤ廻りは本当によくできています。路面に吸いつくような走りと違和感なく踏めるブレーキはタイヤの性能の高さを感じます。エンジンは280 250SLでも230SLでもない、全く新しいフィーリングです。トルク感こそ280には劣りますが、中間加速の吹け上がりは抜群。慣らし中で高回転まで回していませんが3から4000回転をキープしながら走るとドライビングはかなり楽しめます。当社の常連さんにも乗ってもらいましたが「運転が楽しい113」と評価してもらえました。濡れた路面の上りカーブは永遠の課題となっていましたが、この車では滑らずに行けそうです。
近々にサーキットに持ち込む予定です。