これからの季節W113は暑さに悩まされるオーナーも多いのでは。ブログで何度も書いていますが、やみくもに冷やし過ぎてもエンジンには良くありません。早く温まり水温が安定するのがベストです。
エンジンの冷却は水だけではなくエンジンオイルとエンジンルーム内の風通しも重要です。また発熱もエンジン本体だけでなく、追加電動ファンによる発熱、とくにAT車のミッションからの熱もかなり影響します。ATミッションにはオイルクーラーが必需であり、冷却水の上昇はATFも傷める原因にもなります。ということでMT車は全体的に水温が安定しています。
メンテナンスは基本作業を重視してください。ラジエーターのコア交換 ファンカップリングの交換 サーモスタット ウォーターポンプ等の交換です。追加電動ファンはラジエーターの冷却というよりクーラーコンデンサの冷却と解釈したほうが良いと思います。W113の熱対策は何年もやってきましたが、結果は上記のように基本に戻ることでした。リヤにクーラーコンデンサを移設するはオプションとして考えていますが効果はあるようです。