280SEクーペの補修修理で預かっております。当社の仕事ではないですが数年前にレストレーションされた車はきれいに仕上がっています。エンジンルームはピカピカで作業もはかどります。
デフのオイル漏れの修理とブッシュ類の交換などしてアライメントを調整しました。(写真撮るのを忘れました。オーナーさんすんません。)エアコンがガス漏れでしたので、コンプレッサーをロータリーに変換、ホースをすべて引き直して配線なども修理しました。写真は床面に防音材として敷いてあった発砲素材ですが、純正のものと交換しました。
107などで使われている素材です。床面に合わせて切り取って貼りつけました。重量もあり防音性 耐熱性は抜群です。W113などにも使えそうです。価格は1枚 ¥21000もします。
こちらは交換後のコンプレッサー。ノーマルとの重量差は7Kg以上軽くなります。エンジンルームも広くなるので冷却効果も上がるのではないかと思います。
コンデンサーファンも不動でしたので配線を引き直しセンサーを取り付けました。リキッドタンクの温度が55度でファンが回るようになってます。水温が110度でも回ります。この季節はエアコンを使用してもほとんどファンは回りません。配線図などの情報も少ないのでほとんどの車両が手動などに改造されたりしています。必要のないところでの電動ファンの冷却は消費電力が増え、バッテリーやオルタネーターの消耗につながります。オーバークールも問題なので回りっぱなしは修理したほうがいいでしょう。