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「最善か無か」

1120-006メルセデスベンツというメーカーを紹介する書物や雑誌には必ずと言っていいほど「最善か無か」という言葉が出てきます。この言葉にカリスマ性やブランド力を感じ、引きつけられる人も多いはず。

w116450SEL6.9 エンジンの潤滑方式にドライサンプを採用しています。オイルパンと路面の地上高をとるのに採用したと言われていますが、ふつうはオイルパンの形状を変更するかエンジンマウントの見直しをするのでは。ましてやスポーツカーではない、大型サルーンにドライサンプ・・・。これこそ「最善か無か」ということなのでしょうか。10年ほど前、ある雑誌が発売前のAクラスを5人乗車でスラロームテストを行った結果、横転してしまい世界的なニュースになってしまいました。メルセデスはESPを装着してなんとか販売に。当時私はESPで対策することはメルセデスらしいなと思いましたが、80年代までのメルセデスでは発売中止したのではとも思いました。

その時に「最善か無か」のレベルが下方修正されたと感じたのは私だけだったでしょうか?