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直進性の追求

s-1116-001一度納車しましたW124 E220Tが手直しで入庫してきました。直進性がイマイチだということでアライメントを再度測定してみました。規定値内におさまっていたものの微調整をしました。

 

 

 

 

 

s-1116-002オーナーは「左に寄る」ということでしたが、メルセデスのアライメントを百台以上をやってきてほとんどが左に寄って行きます。直進性を追求していきますと1.リヤサスペンションのスラスト角が0度に近い 2.タイヤは国産の左側通行用 3.左右の車高 4.左右のホイールベース差 もちろんサスペンションの整備が出来てるのが大前提です。
124はリヤのキャンバー トウが調整できますので高いレベルで直進性は出せます。メルセデスにレールに乗った乗り心地を期待して、手放しで永久に走れる車と思っている人も多いと思います。ステアリングの方式 ホイールベースの長さ 右側通行国の車と言う事を考えると難易度はかなり高くなります。アライメントを無視して「まっすぐ走らせてくれ」という要望もありますが本末転倒。
今回も試乗しましたが「完璧」に近いと私は判断しました。123には無い安定感、マルチリンクの限界の高さを感じて走れます。