280SLディーラー車はエンジンスタートまで漕ぎつけました。全ての部品を取付後 配線や配管もチェックしてキーを回したのですがセルの回りがイマイチ。バッテリーも活きていましたのでスタッフが悩んでいたのを横から私がアドバイス。ボディーとエンジンとの間のアース線を忘れていました。この線一本でセルモーターがほとんど回りません。BOSCHの勉強会でアイーシングするよりアース線をなるべく太いのを使うのが電装品には好結果という事を教えてもらいました。ハーネスすべて新品というのも大層なのでアース線を見直すのも旧車には重要かもしれません。
塗装はどこまでパーツ外すかでも仕上がりが違ってきます。ダッシュボード裏もすべてパーツを外して塗ってくれておりました。組み付けも大変ですが納得のいく仕事になってきました。ここからは組立作業も楽しくなり日に日に形なっていくオールドメルセデスを観察するのも楽しくなってきます。車をばらして組み上げていくといろんな仕事を覚えれます。スタッフの良い勉強になってくれればと思います。