昨日も紹介しましたW109 300SEL 右ハンドル。このW109は2800cc(M130 エンジン)の6気筒エンジン。重さを感じずエアサスの乗り心地も存分に味わえます。W113などに採用されています130エンジンはインジェクションで燃料が供給されてますので安定感抜群。3.5のV8に比べれば走りは見劣りしますが、高速走行でもしんどさありません。オールドカー初心者にでも充分乗れそうです。珍しい個体で実を言うと私も見るのが初めてです。委託車輌は程度も良く、内装のヤレはありますが良い車だと思います。
右ハンドルなので部品の供給で不安に感じるユーザーも多いですが意外に在庫がありますので不自由することも少ないです。大きなパーツの違いはマフラー ステアリングギヤボックス パワステホース リンケージ メーター類などです。ギヤボックスに関しましては内部のリペアキットは共通ですので現物修理すればパーツの供給の心配もありません。ダッシュ廻りの内装部品は全て違いますが、修理の事を考えてある程度互換性があるのもオールドメルセデスの良さとも言えます。右ハンドルになると英国車にも見えてくるのはSクラスの上品さでしょうか。