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220SEb

220-001W111 220SEbはクーラーの取り付けが完了。123IGNITIONや車検整備を行い快調です。シフトレバーの動きがイマイチでしたのでブッシュを交換しようと分解したら写真のようなやっつけ修理でした。通常は写真下のようにラバーパッドが上下に入りプラスチックのカバーで固定します。レバー自体はしっかり固定されているわけでなくある程度の遊びを持たしています。エンジン ミッションはぶれますのでレバーを固定すると負担がかかるからでしょう。このようにボルトで固定しますと危険も感じますしロッドを曲げてしまって修理代が高くつくこともあります。

 

 

220-002レバーの根元上下に入るドーナツ型ブッシュは欠損している車両がほとんどです。全く失くなりますとバックに入らなくなります。グリスを注入しているものもよく見られますがゴミが噛みやすくなるのでかるくシリコングリスを塗布しました。

 

 

 

 

 

220-003正解はこんな感じ。レバー下のブーツは機能には関係ないですがドーナツ型ブッシュの寿命が延びるのでつけたい部品です。
今回のような修理の仕方ですと次に修理する人が全くわからなくなります。部品も高価ではないのできっちり直したい箇所です。

 

 

 

 

220ミッションオイルはATF デキシロンⅡが指定。ギヤオイルでもOKですがフィーリングはATFの方が良いです。レバーの修理 ブッシュ交換 オイル交換で変速が気持ちよくなりました。オールドメルセデスでは少数派ですがスムーズなギヤチェンジは運転が楽しくなります。