一般的な車検整備内容を紹介します。メニューはエンジンオイル フィルター ATF ストレーナー 冷却水 ブレーキフルード デフオイル パワステオイル交換 グリスアップ エアークリーナー点検 清掃 ベルト点検調整 その他24ヶ月点検。使用部品はほとんどが純正部品です。油脂類は以下のような種類 方法で交換していきます。
ブレーキフルードはDOT4。リザーブタンクのフルードを抜きとり各キャリパーのブリーダーからも抜きます。手順は国産車とかわりません。DOT4指定ですので250mℓ缶を使い切ります。ブレーキフルードは吸湿性が高いので雨の日はなるべく作業はしません。
冷却水はラジエータードレンおよびエンジンブロック側(写真)からも抜いて交換します。ブロック側はラジエーターキャップを開けて緩めますと凄い勢いで吹き出てきますのでキャップを軽く締めてゆっくりと抜きます。他の作業をしている間に少しずつ抜いていきます。冷却水は純正を使用します。
グリスアップは今の乗用車には無い整備です。メルセデスもW114 W116のセミトレ車からはなくなりました。キングピン廻りに片側3箇所 アッパー ロアーアームで片側計4箇所 リヤアクスル計2箇所 合計16箇所です。新しいグリスがはみ出てくるまで注入できれば理想です。
つづく。