「ハネベン」愛着のあるネーミングですがかっこいいとは言えません。アメリカではフィンテールと呼ばれています。ハネベンも大きく分けて3種類になります。丸目のヘッドライトのW110 縦目のW111 特別仕様のW112。W112は他のハネベンとは別格と言っていいほど装備が違います。M189エンジンはインジェクション、4輪ディスクブレーキ ブレーキブースター装備 エアーサスペンションにリミテッドスリップデフ。もちろんパワーステアリングです。部品が専用品が多く、W110やW111のハネベンとは比較にならないほど整備費用、手間は掛かります。
個人的見解ですが、スィングアクスル+エアサス+LSDの組み合わせは相性が抜群、M189エンジンはパンチこそありませんが静かでそれなりに走ってくれます。ホイールベースがW114/115と同じ2750mm、エアサス車の109よりも100mm短かくドライビングもかなり楽しめます。私自身も唯一欲しくなったモデルです。内装の雰囲気も縦型のコンビネーションメーターが新鮮です。写真の車両はベッカーの真空管ラジオつき。オーディオ音痴の私でも音色違いがわかります。フロントクーラーに改造されており理想的な装備のW112.ホント良いです。