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クーラーコンプレッサー

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オールドメルセデスは3種類のコンプレッサーがあります。

<右>ヨーク製のレシプロタイプ。
メルセデスで採用された初代のコンプレッサー。60年代から80年半ばのW123まで使われていました。エンジンのパワーロスがあり振動や騒音もありますが冷えは良く、新品は10年以上は耐用します。昨年までは新品の部品にR12ガス用のオイルがはいってきましたが、今年からは134用のオイルが入って入荷しています。

<真ん中>R4呼ばれるタイプ。
190Eの初期やW123のディーゼルや230Eに採用されていました。ロータリー式ですが大型で重量もあります。こちらは昨年まではオイルレスで入荷してましたが今年から134オイルが封入されています。アメ車など多くの車に装備されていたことあり信頼性は低くありません。

<左>R6と呼ばれるタイプ。
84年ぐらいまでのV8エンジン(M100は除く)で採用されていました。こちらはかなり重量もあり脱着が大変です。ロータリータイプで効きは充分です。

 

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80年代後半になりますとメルセデスも日本デンソー製にすべてかわりました。耐久性は抜群でガス漏れするものもほとんど見かけません。中古でも機能するものが多く、日本が誇れるパーツのひとつだといえます。M110エンジンには変換のブラケットが純正であります。クラッチのダンパーが付きますので114などではスペースが確保できずサンデン製を採用しています。
コンプレッサーの交換の際はエキスパンションバルブ リキッドタンク 高圧ホース コンデンサーファンスィッチの同時交換、配管内の清掃を勧めています。