W110が入荷しましたのでW112と比較検証します。
フロントフェンダーから後ろのボディーパーツは共用部品がほとんどです。テールライトはW110ではナンバー灯が分割されバンパーもシングルになっています。
フロントビューは全く別の顔になります。1灯式のシールドビームヘッドライト ウィンカーユニットも別体になります。フェンダーやボンネットの長さも異なります。バンパーもシングル。
メーター周りも共通のデザイン。角型のメーターユニットはW112と共通部品。ハネベンの特徴的なパーツでもあります。デザインは共通ですがW110はウッドパネルではなくプラスチックのカバーとなっています。ベッカーラジオはW112では真空管ラジオ、W110はトランジスターです。
超シンプルなエンジンユニット。121エンジンは190SLやあの319バスにも採用されたエンジン。燃料供給はソレックス38PCSJのツィン キャブレター。貧相なえんじんユニットとは裏腹にキビキビとした走りは乗りやすく楽しさも感じます。
95馬力ながら車重は1275Kgしかなく最高速度は160Km/h。
フロントディスクブレーキ リヤはドラムですがマスターバック付きで効きは十分です。同等の車格の2台。
車重で約300Kg ホイールベースが50mm 馬力は1.8倍。全く違う走りをみせる2台は内容も別格。W110は足で使うには高レベルで使用可能だと思います。