W108 280SEL3.5のリヤアクスルのリフレッシュをしてみました。リヤアクスルを降ろして、とりあえず洗浄。各部を点検しました。
リヤアクセルチューブのマウントです。中のラバー部分がちぎれていました。リヤアクスルの左右の動きを制御するダンパーの役割もありスィングアクスルのキモの部分といってもいいでしょう。交換すればリヤの挙動が安定して旋回性は明らかに良くなります。
ハブベアリングはアウターレースが動く特殊なタイプです。W113などは右側だけこのタイプなのですがW108は両サイドに入ります。もちろん交換されます。SLなども予算があれば両側このベアリングを使いたいところです。
その他ブーツやブッシュ類などのラバーパーツを交換して搭載してアライメントを点検して完成。試乗しましたが、かなり良くなっています。リヤの安定感が抜群でフロントの重さを感じずアンダーステアーも緩和されます。長いホイールベース車両ですが運転が楽しくなりました。