W100 600がブレーキ修理で入庫。600はもちろん4輪ディスクブレーキですがパワーブースターは量産車とは違いトラックなどで使用される圧力型ブースターになります。
エアーサスペンションのポンプから分岐させてブースターに送っています。今回はマシターシリンダーの内部からブレーキオイルが漏れてブースターだけでなくエアサスのレギュレーターやポンプ本体までブレーキオイルがまわっていました。すべてを分解して掃除することに。
ブレーキキャリパーは前輪がダブルキャリパーで圧力式ブースターで効きは強力。リヤは4ポットに見えますがサイドブレーキと分割になります。リヤのキャリパーキットは純正では設定がないのでジャガー用を流用して修理します。マスターシリンダーリペア キャリパー6個のシール交換、ディスク研磨 ブレーキパイプの分岐ブラケットが破損したのでロウ付け加工。ブレーキのタッチも良くなり修理完了です。ブレーキオイルのエアー抜きで約1リットルオイルが必要でした。