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音で診断

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この車を見てオールドメルセデスフリークはアメリカ並行の107だとわかるでしょう。(女性ブログ参照)もっとマニアになりますと初期のオーバーライダーであることに気づきます。
私は外観の特徴よりも搭載されたエンジンに着目します。ボンネットを開ければ一目瞭然ですがエンジン音を聞けば燃料噴射の種類(DジェトロかKジェトロかKEジェトロ )は判別できます。
お客様に「社長は車でどんな音楽聴いていますか?」と訊かれることもあります。私は車の中で音楽を聴くことはありません。ちなみに自家用車も無く、通勤は修理車両や仕上がった車の診断のためお客様の車の乗って帰らせていただいております。毎日ほぼ違う車で帰ります。年間で150台ぐらいのオールデルセデスを運転している計算に・・・・。(通算で約2000台)
音楽など聴かずに車の音に集中します。エンジン音 サスペンションの音 タイヤや風きり音 もちろんオーディオのチェックでの目的でラジオのスィッチを入れることも。通勤は片道約4Kmですが、その距離でわかるのは以下の項目です。
エンジン調整(点火時期 ガスの濃度 キャブの良否など)ミッションの調整(モジュールプッレシャー 変速タイミング キックダウン) アライメント調整の必要性 タイヤの状態 ブレーキの片効き サスペンション ステアリングパーツのガタ へたり マフラーの排気漏れ スピードメーターの誤差も10Km/h以上に なればわかると思います。

自慢話で申し訳ありません。職業病ですかね?毎日違うオールドメルセデスを運転できることは本当に幸せです。私の楽しみな日課であり仕事です。サービス残業なのでお許しを・・・・・・・。