こちらオールドメルセデスのマニュアル。
マニュアルを眺めながら社長が一言。
「60年代~80年代のメルセデス全車種を専門に約15年商売してるけど、整備については3~4割ぐらいしか語ることができひん。」と。
社長たるもの、そんな弱気な発言することに開いた口がふさがりません。
聞くと、「整備や修理ってアンタは分からんやろうけど突き詰めていくと奥深い。今のクルマみたいに診断機があって交換場所を知らせてくれるわけでもなく、一か所が調子悪いともう一か所、いやこっちもか?と試行錯誤の日々の連続。」
「それにイレギュラーのケースが多々あったりするからな。ただ、w113だけ専門にしてたら8割方は分かるけど。」と。
それでも8割なんや・・・と正直思いました。
オールドメルセデスに関して、基礎より応用をすぐに理解してしまった社長。
応用から入れるって頭いいってことですよ。と言いましたが、
”それではアカン。一生かけてする仕事やし、一生勉強や。”
熱く語る社長、男前に見えた。
<余談>男前度数・・・例えて言うなら米粒ぐらい。(笑)