剥離を終え、サフェーサー処理済み。
静かに塗装を待ってます。この状態に辿り着くまでの作業時間や労力は、みなさんが思っていらっしゃる何十倍かもしれません。
私もこの仕事をしていなければ、簡単にちゃちゃっと出来そう♪みたいなお気軽な感覚でいたと思います。これはどんな仕事も当てはまることですよね。見えない所で色んな苦労があります。
さて、前々々回のブログで「こだわり二か所とは???」というクイズをしましたが、答えは分かりましたかーーー???
まず一つ目は塗り方!
ボディーに映る蛍光灯の明かりが、もわもわぁ~ってなってるの分かりますか?
比較できるように別の車を載せますね。
こちらはクッキリと真っすぐに蛍光灯が映っているのが分かると思います!先にこちらの塗り方から紹介しますが、「鏡面仕上げ」といって文字通り鏡のように表面が真っ平な仕上がり。鏡が反射した時を想像してください。跳ね返る光は一方向になります。
今回は別の塗り方で仕上げました。
クリアを吹き付ける時に肌を出すことにより、このように波をうつような仕上がりになります。この方法はキラキラ光るメタリックに効果を発揮します。
鏡面仕上げとは異なり、表面が波打っている分(もちろん触っても平らですよ!クリアの絶妙な吹き付け方で、わずかな凹凸を作っています。)、反射した光は多方向へ拡散します。そのため、鏡面仕上げに比べて更に輝くそうです。
そして、こだわりのもう一つは・・・
長くなりそうなので次回ご紹介しますねー(・ω・)ノ