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W113 280SL ヒューエルポンプ交換

10.15 003.jpg W113の燃料ポンプは当社でもよく出るパーツです。ただほとんどの場合は燃料タンクの不良(錆)からなるもので、ポンプを新品に換えてもすぐに詰まってしまうということもしばしばです。交換の際はタンクから最初にでてくるガソリンの色を見逃さないようにして、できれば写真下のようにタンクゲージを外して中をのぞいて確認してください。


10.15 004.jpg 修理車両はご覧のような状態でしたのでタンクとポンプ両方交換しました。さらに他車のポンプがつけられており付焼刃的な修理をしておりました。W113の純正ポンプは高価で良く純正でない物に換えられています。燃圧はレギュレーターで制御されるので普通に走ってくれますが、Kジェトロ用などは燃圧が高く、他の部分に影響が出そうなのでやはり純正タイプをつけることをお薦めします。高価ですが燃圧も低いので耐久性は高いと思われます。


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あわせてW113のミッションのオーバーホールもやっております。今年はATの修理がなぜか多くW113だけでも8基ほどやっています。


最近は当社のメカニックも腕が上がり、仕事をよくこなしてくれるようになり私は部品や引越しのほうが忙しく、修理をほとんどやっていませんでした。従業員も「社長はやらなくていいですよ」と優しく言ってくれるのですが、実は足手まといになっているのではないかと感じたので、現場のほうも忙しかったのでミッションのリビルドをやっております。


小さな会社ですが、社長業をやりだすと車いじりができなくなります。どこの会社もそうなのでしょうが、車いじりの楽しさだけは忘れないようにしなければなりません:lol::lol: