Blog

最新のお知らせ

280CE

3.09 008.jpg 3.09 009.jpg


当社でもっとも重要視するのがサスペンションとブレーキの整備です。ブレーキ関係の整備は時間を取られます。写真のキャリパーシールキットの交換 ホース ローター マスターシリンダー ブレーキオイルのエアー抜きなどの作業ですが、すんなりいっても一日がかりです。ほとんどがすんなりいかずキャリパーが固着したりブレーキホースが外れなかったりと疲れます。


3.09 010.jpgキャリパーシールの交換


地味な作業で新品パーツをつけても見栄えが良くなるわけでもないですが・・・メルセデスの場合ブレーキオイルはDOT4が指定されておりDOT4は沸点が高いですがゴムパーツの寿命が短くなりオールドメルセデスのブレーキは限界がきているものがほとんどです。


3.09 025.jpgブレーキマスターシリンダー&リザーバータンク


3.09 017.jpgフロントブレーキローターもほとんどの車輌で磨耗限度に達しておりパッドとあわせて交換していきます。左が新品。持つと重量差がわかるぐらい消耗しておりました。


3.09 014.jpg完成! ブレーキパーツの交換をしても効きはほとんどかわりません。何度も言いますがやっていることは地味ですが非常に重要な整備です。私が見てきたオールドメルセデスでブレーキの整備が完璧にできている車はありませんでした。ここまでやると車検ごとのブレーキオイルの交換で10年は大丈夫でしょう。10年以降も問題無いかもしれませんが前述のDOT4の問題がありますので10年後のリペアをお薦めします。10年も1台の車を所有しているというのが現実離れしている話ですが・・・・・・。