昨日Rebuilt Carで掲載した「W124 E320カブリオレ」
詳細の中に「コンバーチブルトップの油圧シリンダーはオーバーホール済みです」とありますが、その作業風景を今回お届けしようと思います!
本来であればボタンを押せば屋根の開閉は出来るのですが、不具合により動かなくなっていました。油圧でコントロールされているので、どこかからのオイル漏れが原因のようです。
まずは後部シート周辺とトランクの内張りを外していきます。


このカブリオレは今まで扱ったW124とは別物らしく、外すところから大苦戦。以前同じようにコンバーチブルトップの修理をしたW129を思い出すと。この時もかなり厳しい戦いだったようです。

しばらくしてピットへ行くと、「ひゃ~」という何とも言えない声が聞こえ、覗いてみたら・・・

取り外せた瞬間にちょうど立ち会えました。間抜けな姿にちょっと笑っちゃった(笑)
どんどん外していきます。

ここまで剝き出しの状態にして、ようやく油圧シリンダーを外す作業に移れます。

全部で8か所に油圧シリンダーが取り付けられており、一つずつシールを交換していきます。
最初に外し箇所から、オイル漏れ発見!下の方に光って見えているのがオイル。

パーツを外しているので下からも漏れてきました。

案の定、シールの劣化によるオイル漏れ。

シール交換作業は次のブログで書きますね。もしよろしければ、ぽちっとお願いします😊👉旧車・クラシックカーランキング
油圧と言えば600の修理も大変だったことを思い出しました(自分で作業したかのようですね(笑))。下の写真をタッチすると過去のブログに飛びます。
油圧と聞いて昔600のブログを書いたなと思い出し、探し当てたこの過去ブログ読み直してみると、「空気の力で動く」と間違ったことを書いていました。当時読んで頂いた方に間違った情報をお伝えしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみませんでした。