良く質問されるのですが、そしてブログにも何度か書いていますが、電動ファンはいつ回るの?暑いのに回らない。と聞かれます。80年代までのメルセデスはリキッドタンクに温度センサー(写真)がついています。リキッドタンクの温度が55度になれば電動ファンも回ります。よくファンが回らないからエアコンを使わないとも言われるのですが、エアコンを使わないのでセンサーの温度が上がらずファンも回らないのです。補助的に水温110度でも回るセンサーがついているのですが、110度になるということは冷却系にトラブルが出ていますので、点検が必要です。W124や107の後期型では圧力センサーに代わっています。
補助ファンはあくまでもコンデンサを冷やす意味が強く、エンジンクーリングも補助的なものと考えてもらったほうがいいと思います。良かれと思い大きなファンに改造し常に回したりしますとオーバークールや消費電力の増加、逆にモーターからの発熱 大きすぎてラジエーターの冷えが悪くなるなど・・・・。改造する場合はノーマルと同じぐらいのサイズにすることをお薦めします。
ホイール スポイラーの塗装がいがいと早くあがってきました。黙っていても取り付けをしているスタッフ1名。外装は完成です。どうです!かなりカッコイイと思うのですが。
ホイールも池内の「こだわり塗装」炸裂です。ボディーと同色、ホイールの裏、タイヤのつくリム部、リムの縁のところまでペイントをしています。本物に限りなく近いペイント。AMGファンには涙もの。外装は完成しましたので整備、内装へと作業は進みます。
300SEL6.3はほぼ完成になり納車を待つばかり。試走を続けています。今度は450SEL6.9でもリビルドカーを造ります。ただドノーマルでは面白くなくなってきましたので、サスペンションは徹底的にブッシュやロッドを交換、AMGのヒトデにハイグリップタイヤ クラシックレカロシートにAMGハンドルのスポーツ仕様。エアコン効かせながらポルシェやフェラーリを追いかけまわせるサルーン!を造ります。
ベース車両は数年前にエンジンオーバーホールをしており絶好調。ハイドロサスペンションにも結構手が入っています。ヘッドライトはUS並行の丸目2灯タイプの予定。W123ではかわいくなるのですが116では厳つくなります。シルバースターカスタム車1号(仮名)
昨日紹介した450SEL6.9ですがエアコンの風が弱いということで預かりました。原因は吹き出し口のエアーフラップのアクチュエーターが壊れていました。マニュアルで追及していったのですが結果的にはダッシュボードの脱着が必要となり大掛かりな修理に。クライメートコントロールの部品はメーカーの管理があまく、国内や海外に発注するものの間違った部品が3回も来てしまいました。パーツリストでも見つけることができず、クラシックセンターにメールで写真を数枚送り正しい部品がきました。空調修理でダッシュボードの脱着必要となり、部品を探すのに海外とコンタクトをとらなければならず、専門店ならではのメンテナンスです。
6.9はセルモーターも不良でした。リビルドパーツ(写真下)は高価(¥136500)なのでリダクションタイプ(写真上¥71400)を製作しました。小型軽量で約6Kgの軽量化。取り付けも楽で工賃も安くなります。純正にこだわらない方にはおすすめです。修理に時間がかかりオーナー様にご迷惑をおかけしました。
450SEL6.9が入庫しています。クライメートコントロール(空調システム)の不良で点検しています。
クライメートコントールは写真のサーボがよく不良になります。サーボはリビルドパーツもありますがイマイチ信頼性が乏しいので新品(¥237300)で対応するようにしています。最近では電気バルブ式の改造パーツ(¥126000)もでています。5年の保証でおすすめです。6.9は中央の吹き出しからの風が弱くサーボを疑いましたが、はっきりとした原因がつかめません。
というわけでダッシュボードを外して徹底的に原因を究明してみます。
原因究明に欠かせないのがマニュアル。クライメートコントロール専用のマニュアルがあります。
内部の仕組みがわかり易く説明してあります。当社への問い合わせも多い修理です。走行に支障のない修理で手間もかかり、情報も必要です。情報さえあればそんなに難しくないのですが、ダッシュの脱着など修理屋さんには嫌がられます。