オールドメルセデスパーツ図鑑

SST 入荷

sst私の楽しみにの一つ、純正の特殊工具が入荷しました。123や116のボールジョイントを圧入する工具です。使用頻度が高く、10年以上使った外品が壊れてしまいました。純正は精度 強度とも外品の比では無く、一生使えるのではないかと思います。もちろん使用頻度も考えますが、なるべく純正SSTを揃えるよう設備投資も考えています。高価ですが素早く、綺麗に仕上がり結果的に工賃を低く抑えることができ、お客様の負担減にもなります。



ブロアーモーター

blowermotorオールドメルセデスで修理が多いブロアーモーター。W108からW126まですべての年式で異音が出た車を多く見ます。フィルターが付いていないのも原因のひとつです。モーターアッセンの純正品は高価ですが107以降のモデルでは写真のようにモーター単体の供給がBOSCHからあります。¥35000~
107の純正品はフィンとレジスター ケースが1体となったもので3種類も出ます。モーター単体は共通なので部品の間違いもなく修理できます。
異音はなんともいえないイヤーな音。夏場に向けてのエアコンの使用でいきなりモーターが壊れることもありますので異音がでてきた車は修理交換を薦めます。



W114のスピーカーカバーと500SEC

500sec-0021長らく欠品しています114のスピーカーカバーをなんとか2個入手しました。欠品部品もしつこく頼めば、それなりの値段(¥37800)ですが探してきてくれます。この部品は造りが凝っていまして器用な人間が細工してというレベルではできないシロモノです。内装パーツで目立つ部品は新品を使うことで仕上がりが違ってきます。

 

 

 

 

500sec-003こちらは悪戦苦闘中の500SEC。リやシートもついて形になってきました。ここまできますと毎日みるみる出来上がっていくので見ていても楽しくなりますが、現場のメカニックたちは大変そうです。



ブレーキブースター

e38396e383bce382b9e382bfe383bc-002ブレーキブースターはブレーキの踏力をエンジンの負庄を利用して軽くする装置でメルデスベンツでは1950年代から採用されていました。写真のT50/12型は190SLやポントンから装着されているタイプです。マスターシリンダーとは分離されており効果はイマイチです。値段は新品で¥515000もします。この後ハネベンで採用されたT50/24/1型は下のT51型のサイズでマスターシリンダーは別体でした。

 

 

 

 

e38396e383bce382b9e382bfe383bc-00160年代になってT51型になりますとマスターシリンダーと一体になり効果は現在のブレーキのものと同等の働きをします。写真左は69年から85年のW126まで採用されていましたT52-9型と呼ばれるタイプです。写真右のT51/200は230SLの60年ぐらいからの型でT52-9と同形状。ブースターのホースの取り出しが差し込みかフレアーの違いだけです。T51/200の半分の厚みでW110にオプションで採用されたT51/100というタイプもありますが、オプションということでほとんど見かけません。メーカーは全てATE製。確実に不良になるものは少ないですがエアーを吸い込み、エンジンのアイドルやATのモジュールの作用に影響が出ます。かなり頑強に作られオールドメルデスでは造り、役割とも高レベルなパーツのひとつと言えるでしょう。



クーラーコンプレッサー

e382b3e383b3e38397e383ace38383e382b5e383bc-001オールドメルセデスは3種類のコンプレッサーがあります。右からヨーク製のレシプロタイプ。メルセデスで採用された初代のコンプレッサー。60年代から80年半ばのW123まで使われていました。エンジンのパワーロスがあり振動や騒音もありますが冷えは良く、新品は10年以上は耐用します。昨年までは新品の部品にR12ガス用のオイルがはいってきましたが、今年からは134用のオイルが入って入荷しています。
真ん中のR4呼ばれるタイプは190Eの初期やW123のディーゼルや230Eに採用されていました。ロータリー式ですが大型で重量もあります。こちらは昨年まではオイルレスで入荷してましたが今年から134オイルが封入されています。アメ車など多くの車に装備されていたことあり信頼性は低くありません。
左のR6と呼ばれるタイプは84年ぐらいまでのV8エンジン(M100は除く)で採用されていました。こちらはかなり重量もあり脱着が大変です。ロータリータイプで効きは充分です。
e382b3e383b3e38397e383ace38383e382b5e383bc-00280年代後半になりますとメルセデスも日本デンソー製にすべてかわりました。耐久性は抜群でガス漏れするものもほとんど見かけません。中古でも機能するものが多く、日本が誇れるパーツのひとつだといえます。M110エンジンには変換のブラケットが純正であります。クラッチのダンパーが付きますので114などではスペースが確保できずサンデン製を採用しています。
コンプレッサーの交換の際はエキスパンションバルブ リキッドタンク 高圧ホース コンデンサーファンスィッチの同時交換、配管内の清掃を勧めています。



 Page 1 of 5  1  2  3  4  5 »

このページの先頭へ